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日常の中で活用されている電子化事例

「電子化」と聞くと本や書類といった学校やビジネスシーンで使うものをイメージする方が多いと思いますが、実は日常生活で電子化が進んでいる事例がたくさんあります。
そんな身近にある電子化をご紹介します。

取扱説明書の電子化

何かの製品を購入するとついてくる取扱説明書。
ここ最近、携帯電話などはダウンロードして読む方法が多くなりました。
他にもほとんどの家電製品はインターネット上で取扱説明書を公開しています。
これらをダウンロードしておき、紙の説明書は破棄するという人も多いようです。

さらにアプリを使って保存しておく、というのも1つの方法です。
「トリセツ(株式会社トライグル 提供)」というアプリは、型番を入力するだけで目的の家電を探せます。もし未登録の商品であれば、登録依頼も可能。手軽に管理できてとてもおすすめです。
取扱説明書など日常での電子化

チケットの電子化

飛行機のeチケットやコンサート・イベント等で使われる電子チケットなど、搭乗券や入場券の電子化が進んでいます。
欲しいチケットをWebサイトで入手し、使用時はスマートフォンなどで画面表示したものをリーダーで読み取る、という方法で、入手方法も使用方法もとてもスピーディーな流れになっていることが特徴です。さらに紙チケットと違い紛失の可能性が低いですし、偽造防止がしやすく不正転売の抑止効果も期待されるなどセキュリティ面もしっかり対策できます。

また、電車やバスの乗車も交通系ICカードの普及で切符を購入することなく乗降でき、各鉄道会社の相互利用も進んだおかげで乗り換えもスムーズです。券売機では扱えない1円単位の料金にも対応できるので切符を買うよりお得になることも。さらに不正乗車が激減したことも大きな変化でした。

様々なチケットの電子化は、ストレスの少ない移動や不正を抑止する効果もあり、導入が進んでいます。

手紙の電子化

インターネットと携帯電話の普及により、手紙からメールへと電子化されました。
さらにLINEなどSNSの登場により、写真や私信を電子データで簡単に送れるようになりました。

企業の請求書やお知らせもメールやPDF、アプリでの確認等で可能になり、積極的にペーパーレスへと移行しています。一方、暑中見舞いや年賀状など季節の挨拶はハガキや手紙で送るという方もいて、情緒を求める場合は手紙、急ぎの場合はメール、などと用途によって使い分けているようです。
メールをしている女性

お絵描きボードの電子化

子どものお絵描きといえば画用紙にクレヨンでしたが、磁石を使ったお絵かきボードの登場で、まわりを汚さずに書いて消してを繰り返し楽しめるようなりました。
そして近年はタブレット端末により、お絵かきアプリと専用ペンで自由にお絵かきを楽しむことができるようになっています。描いた絵は電子化されるので、記念に保存しておくこともできますし、タブレット端末自体がかさばらないので外出先に持って行くこともできます。

本の電子化

電子化と聞いてパッと浮かぶ媒体が本、という方は多くいらっしゃいます。
実際には紙の書籍はまだまだ人気はありますが、電子書籍の市場規模は年々拡大しているようです。

紙の書籍の売り上げは世界的に減少傾向が続いている。2011年から15年までに市場は8%ほど縮小した。一方、電子書籍の売り上げは同じ期間に2.5倍に拡大した。

日本経済新聞より https://vdata.nikkei.com/datadiscovery/21book/

教育機関での電子化

文部科学省の調査では、2018年3月の時点で小・中学校における教育用コンピュータの総台数は2,100,950台となっており、うち852,207台、実に4割が可動式PC(タブレット端末を含むノート型コンピュータ)という結果になりました。
前年度の調査ではタブレット型コンピュータは過去3年で約5倍の台数になったという結果も出ており、教育現場でコンピュータを使うのが当たり前になってきていることがうかがえます。

授業で使う教材やテストなどもどんどん電子化されることで結果をデータベース化しやすくなっており、その後の授業への分析・フィードバックも期待できます。

参考


様々な場所で進む電子化。単にペーパーレスにするだけでなく、情報をより活用しやすくしたケースやセキュリティを高める効果を生んでいるケースもあります。
今後も多種多様な業界で電子化が進むことにより、新たなサービスなども期待できます。

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