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遠隔で役立つオンラインチャットツール比較

テレワークなど働き方が多様化する中で、メールに代わるコミュニケーション手段として「オンラインチャットツール」の普及が進んでいます。メールよりも短い文章でやり取りできる気軽さやリアルタイム性が魅力で、個人はもちろんグループでもスムーズに意思疎通を図ることができるもの利点の一つです。電子化した書類やスケジュールの共有、タスクの設置など、便利な機能が搭載されているツールも多く、業務の効率化に役立つ点も見逃せません。
ここでは、国内で導入率の高いオンラインチャットツールと、それぞれの特徴をご紹介します。

チャットで「報・連・相」を欠かさないことが、効率的で正確なビジネスに繋がります。

オンラインチャットツールの普及率

2021年10月、日経BPコンサルティングによって行われた「企業のビジネスチャット利用実態調査2021」によると、オンラインチャットツールを「導入している」と答えたのは全体の43.0%でした。さらに従業員規模ごとの導入割合は、99人以下の企業が16.5%に対し1万人以上の企業は73.0%でした。従業員数が多くなるにつれ、オンラインチャットツールの導入割合も高まる傾向が見られます。

また、オンラインチャットツールを「導入している」と答えた回答者に、使用しているサービス名を聞いたところ以下の通りでした。

1位 Microsoft Teams 62.8%
2位 Slack 8.2%
3位 Google Chat 7.6%
4位 LINE WORKS 4.8%
5位 Chartwork 3.6%

参考:企業のビジネスチャット利用実態調査2021(https://www.bizclip.ntt-west.co.jp/articles/bcl00014-027.html
1位は「Microsoft Teams」で、半数以上の導入率でした。

導入率の高いオンラインチャットツール5選

利用実態調査の結果、上位となったオンラインチャットツールについて、それぞれの特徴をご紹介します。

Microsoft Teams

Microsoft Teams は、Microsoft社が提供するサブスクリプションサービス「Microsoft 365」に含まれているチャットツールで、Office製品とスムーズな連携が可能です。Teams上でWordやExcelを開き、チャットをしながら共同編集作業ができるため、メールでやり取りするよりも効率よく作業を進めることができます。また、Outlookと連携するとTeams上でお互いのスケジュールを確認することができ、会議の予定などが立てやすくなります。
Office製品は世界的にも導入率が高いため、国内外でのやり取りが多い企業におすすめのツールです。

Slack

アメリカの企業が提供するSlackは、150か国以上で使用され、アクティブユーザー数は1,200万人(2019年10月10日時点)を超える世界的にシェア率の高いチャットツールです。
ビジネスシーンでの利用を前提に開発されており、メッセージの検索や保存が簡単にできるなど、使い勝手のよさが支持を集めています。また、GoogleやZoomなど2,500を超える外部アプリケーションとの連携が可能で、状況に合わせてカスタマイズできる自由度の高さも人気のポイントです。

Google Chat

テキストでのやり取りに特化したGoogle Chatは、チャットツール初心者でも使いやすいシンプルさが人気です。Google Chat自体はチャット機能がメインのサービスですが、他のGoogleサービスと簡単に連携することが可能です。例えば、Google Meetと連携してビデオ通話を立ち上げたり、Googleカレンダーの予定をチャットから共有したりすることができます。また、検索機能を使えば過去のメッセージやファイルを簡単に見つけることが可能です。
日頃からGoogleのサービスを利用している方におすすめのツールです。

LINE WORKS

日本国内でユーザー数9,000万人を超える「LINE」の、ビジネス版チャットツールがLINE WORKSです。個人向けのLINEと似たような感覚でメッセージやスタンプを送ることができるため、ビジネスチャットに慣れていない人でも抵抗なく導入できるのが大きなメリットです。既読・未読を確認して、誰がメッセージを読んでいないかを把握できるのも特徴です。また、掲示板やカレンダー、アンケートなどの機能も搭載されているので、チャット以外のビジネスツールとしても活用できます。

Chatwork

海外企業が提供するサービスが多い中、Chatworkは日本発のチャットツールです。初心者でも使いやすいシンプルなデザインや、日本語での手厚いサポートが受けられることから、国内の中小企業を中心に支持を集めています。
チャット中に発生した用件を登録・管理する「タスク管理機能」が特徴的で、誰が、いつまでに行うタスクなのかを設定することが可能です。国産ツールならではの使いやすさや、サポートの手厚さから、初めてビジネスチャットツールを導入する企業におすすめのツールです。

オンラインチャットツール5選

人気のオンラインチャットツールについて、それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

サービス名 Microsoft Teams Slack Google Chat LINE WORKS Chatwork
初期費用 × × × × ×
利用料
(月額/1user)
Essentials ¥430
Business Basic ¥650
Business Standard ¥1,360
プロ ¥935
ビジネスプラス ¥1,600
Business Starter ¥680
Business Standard ¥1,360
Business Plus ¥2,040
スタンダード ¥450
アドバンスト ¥800
ビジネス ¥500
エンタープライズ ¥800
無料プラン ×
言語 約40 約10 約30 4 4
導入企業数 50万社以上 75万社以上 500万社以上 35万社以上 36万社以上
サポート体制

有料版は24時間、年中無休の電話/Webサポート

有料版は年中無休、24時間のサポート

基本的にStandardサポート

電話・メールで対応する無償サポートと、運用方法などのレクチャーが可能な有償サポートがある

メールやチャットでプランごとに対応窓口を設置

特徴 Office製品との連携がスムーズ 世界的なシェアが高いビジネス向けのチャット Googleアプリとの連携がスムーズ 既読・未読の確認やメッセージの送信取り消しも可能 国産のチャットツールのため日本人が使いやすい設計

※2022年12月現在の情報です

目的に合わせたツールの導入で業務効率化を促進

上記でご紹介した以外にも、各社から様々なオンラインチャットツールが提供されています。
今後新たにチャットツールの導入を検討している場合、どういった目的で利用するかを明確にすることが導入成功の鍵となります。さらに従来のメールでのやり取りに慣れている従業員の中には、チャットの導入や運用法に不安を抱えている人も少なくないため、機能面の豊富さよりも使いやすさを重視するのがおすすめです。一方で、海外との取引を見据えている場合や、セキュリティの強化を目指したいなどの狙いがある場合は、それぞれに特化したサービスを提供しているツールを選択しましょう。

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