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情報セキュリティ対策の基本とは?

ビジネスでもプライベートでも、私たちの暮らしに欠かせないものとなっているインターネット。インターネットは暮らしを便利にしてくれますが、その反面、多くの危険と隣り合わせであることをご存知でしょうか。一歩間違うと被害にあう可能性も否めません。そこで重要となるのが情報セキュリティ対策です。
情報セキュリティ対策の中には、セキュリティと思わずに実行している項目もあります。

情報セキュリティ対策の基本は「脆弱性対策」「ウイルス感染対策」「リスク管理」「環境整備」「手口を知る」の五つと言われています。詳しくご紹介します。

脆弱性対策

脆弱性とはOS(オペレーティングシステム)やソフトウェアのバグなどによる弱点のことで、セキュリティホールとも呼ばれます。これを放置していると、サイバー犯罪の標的になってしまうこともあります。対策としては、常に新しいバージョンにしておくこと。さらには、ネットワークカメラやスマートスピーカー、ブロードバンドルーターなど、インターネットにつながるすべての機器を最新バージョンにアップデートしておくことを心がけましょう。守りを強くしておくことが、情報セキュリティ対策の第一歩です。

ウイルス感染対策

情報セキュリティ対策の中で一番広く認知されているのがウイルス感染対策でしょう。中でもセキュリティソフトの導入は、必ずすべき対策です。コンピュータウイルスは毎日新しいものが発見されていると言われています。そのため、セキュリティソフトもOSなどと同様、常に最新の状態を保つことが大切です。
また、スマートフォンやタブレット端末の場合、アプリは必ず公式ストアからダウンロードしましょう。万がいち不正アプリをダウンロードしてしまうと、クレジットカードや銀行口座に関わる情報を盗まれるといった被害にあう可能性があります。
その他、受信メールも要注意です。添付ファイルを開くことでウイルス感染したり、メールに記載されたURLをクリックして不正サイトへ誘導される、いわゆるフィッシング詐欺につながることもあります。信頼できる内容なのか慎重に確かめるとともに、少しでも不審な点のあるメールであれば開かないようにしてください。

リスク管理

情報セキュリティでは情報の流出や改ざんによって生じる損害や社会的影響をリスクと捉えます。多くは情報の機密性に問題が生じており、この管理を適切に行うことがリスクを最小限に抑えることにつながります。具体的には「パスワード管理」「アクセス権管理」「アカウント整理」などが該当します。

  • パスワード管理
    パスワードは覚えやすいものではなく、長く複雑なものにするとセキュリティが高まります。誕生日や電話番号、社名といった単純な文字列をパスワードにすると、第三者に推測されやすくなります。また、同じパースワードをいくつかのサービスやアカウントで使いまわすのもやめましょう。
  • アクセス管理
    誰がどの情報にアクセスするのかを管理します。権限のない情報にはアクセスさせないようにすることで内部からの持ち出しを抑制できますし、ログ情報から痕跡を追跡できるようになります。適切なアクセス管理は、情報漏えい対策に効果的です。
  • アカウント整理
    放置アカウントや休眠IDなどと呼ばれているアクセスしていないサービスへの登録は、アカウントを乗っ取られて「なりすまし」行為が行われたり、個人情報の漏えいにつながったりします。使わないアカウントは削除するようにしましょう。

環境整備

新たな機器やアプリ等を導入した際に必ずやっていただきたいのが、初期設定の変更です。購入してすぐ使えるよう、一般的な使いやすい状態にしてあるのが初期設定。しかし、そのまま使うと意図しない機能が入っていたり、セキュリティ強度が弱かったりします。特にログオン用のパスワードは初期値のまま使うと危険です。また、複数人で機器を共有する場合は、アカウントを分けて使うようにすることをおすすめします。状況に応じて設定を最適化することで、使いやすくセキュリティの高い環境にすることができます。

脅威の手口を知る

最新のサイバー攻撃やネット詐欺の情報をチェックし、共有することも情報セキュリティ対策の一つです。脅威の手口は年々、巧妙化しています。流行している手口を把握することで、すべき対策も見えてくるものです。

情報セキュリティ対策は法人はもちろん、個人においても大切なアクションです。ぜひ対策の基本を覚えて実践してください。

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