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リポジトリ(Repository)と機関リポジトリ

リポジトリ(Repository)とは「貯蔵所」や「倉庫」などを表す英語です。「レポジトリ」とも言います。
IT関連の用語としては「保管」という意味で使われており、さまざまな情報を保管するデータベースやアーカイブを指します。登録するデータにはメタデータ(※)を付帯し、後から取り出しやすい形にして格納します。保管内容は、使われる分野によって異なります。
※メタデータ:対象データのタイトルや制作年月日、関連キーワードなど、対象データを要約したもの。検索するときにこのメタデータを使うことで、任意のデータをすぐに見つけることができます。

プロジェクト管理など多人数で共有すべき情報が多い仕事では欠かせないのがリポジトリです

例えばシステム開発におけるリポジトリは、仕様や設計、変更履歴、テスト情報、インシデント情報など、開発時の各工程におけるあらゆる情報を登録し、プロジェクト管理やバージョン管理ではファイルや作業履歴を管理し、それぞれ一元管理できるようデータベース化しています。
また、近年需要が増えている分野が研究機関や大学です。こちらで使われる場合は「機関リポジトリ」または「学術機関リポジトリ」と呼ばれ、通常のリポジトリとは区別されます。

機関リポジトリは、論文や研究成果を保管するアーカイブを指します。機関リポジトリが作られる前、論文などは学術雑誌を通じて公開されるのが国際的な通例でした。インターネットが普及すると、これが電子化され電子ジャーナルと呼ばれるようになりましたが、提供元は同じ学術雑誌出版社で高額なパッケージ契約を必要とするケースが多く見られました。そこでパッケージ契約を強いる電子ジャーナルに反発する運動が起こり、オープンアクセス(Open Access)の理念へつながっていったのです。学術情報は学術コミュニティで共有すべき財産として、機関リポジトリが成立しました。

機関リポジトリの管理は図書館が担当しているケースが多い

大学の機関リポジトリは主に図書館が運営していることが多く、メタデータの作成や登録、管理を著者に代わって行っています。日本国内における機関リポジトリの普及は、2004年の2件から始まり、2016年時点で681件と大きく広がりました。

リポジトリは電子化した情報をより広く使うために役立つシステムです。特にチームで行うプロジェクトでは共有すべき情報が多いので、ぜひ取り入れて活用してみてください。

参考

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