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電子化とコア・コンピタンス

コア・コンピタンス(Core Competence)とは「競合他社にはない、抜きん出た独自の能力(技術やノウハウ)」を指すビジネス用語で、1990年にゲイリー・ハメル氏とC・K・プラハラード氏が共著した「The Core Competence of the Corporation(コア・コンピタンス経営)」で提唱した考え方です。同書の中でコア・コンピタンスとは次の3つの条件を満たすものと定義しています。

  • 顧客に何らかの利益をもたらす自社能力
  • 競合相手に真似されにくい自社能力
  • 複数の商品・市場に推進できる自社能力

どんなに良い技術やノウハウがあっても、それが顧客にメリットを感じさせるものでなければ広がっていかず、いずれ淘汰されてしまいます。また、競合相手に研究されたら再現できてしまう程度の技術では独自性が保てません。そして1つの商品やジャンルにしか活かせないノウハウでは新しい需要への対応が難しくなります。

3つの条件を全てクリアできるコンピタンス(能力)こそ経営を発展へと導くのであり、その中からコア(中核)となるものを絞り込んで明確化することで、自社の強みを活かした戦略へと繋げられるのです。

競合他社にはない自社だけの強みを見つけるために情報の電子化は重要です

では、コア・コンピタンスを見つけるために、どのようなことが必要なのでしょうか。
それにはまず自社の持つ能力や経営資源を正しく把握し、評価することです。この把握するという作業において書類の電子化は重要です。
社内に蓄積している情報はそのままでは活用しきれません。電子化したうえで並べ替え、統計を取ることで、客観的な数字を得ながら現状を把握することができるのです。そのデータをもとに、自社の強みとなるものをリストアップし評価します。評価ポイントには下記の5つがあります。

  • 模倣可能性(Imitability)
    他社に真似される可能性の低さをチェックします。
  • 移動可能性(Transferability)
    さまざまな分野にわたり、広く提供できる可能性があるかをチェックします。
  • 代替可能性(Substitutability)
    他には代えられないオリジナリティを持つのかどうか、その可能性をチェックします。
  • 希少性(Scarcity)
    代替可能性や模倣可能性にも通じますが、希少価値があるのかをチェックします。
  • 耐久性(Durability)
    長期にわたって通用し、追随を許さないものであるかをチェックします。

この5つのチェックをクリアし、かつポイントの高い能力がコア・コンピタンスとして相応しいものと考えられます。これまで気づいていなかった面が見えてくることもありますし、伸ばしたいジャンルや課題が判明することもあります。
そして重要なのは、コア・コンピタンスを意識することで、その強みをさらにブラッシュアップするには何が必要なのか、具体的な目標を設定し定期的に見直していくことです。常にコア・コンピタンスを強化していくこと、それが競合から抜きん出た企業へと成長する鍵となることでしょう。

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