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進むデジタル化と知的資産の活用

身の回りにデジタルアイテムが溢れて久しい現代、人々はスマートフォンなどの情報機器を持ち歩き、いつでもどこでも欲しい情報を得られる状況が珍しくなくなりました。第三次産業革命(コンピューターを用いた機械の自動化など)で徐々に発達・開発が進み大衆化された情報技術は、今日の第四次産業革命においてさらに進化を遂げようとしています。AIやブロックチェーン、IoTなど、さまざまな分野において爆発的に増え、それぞれ成長していく流れの中に私たちは生活し、恩恵を受けています。もちろん、ここでの中心的役割を果たすのはインターネット技術です。もはやインターネットなくしては成り立たないテクノロジーがほとんどではないでしょうか。

スマートフォンを操作するビジネスマン

一方で、企業や組織の経営資源とはなんですかと聞かれると、「ヒト・モノ・カネ」といった有形の資産に「情報」という無形の資産で構成されているという回答が一般的だといわれています。その中でもそれぞれの企業がもつ、オリジナリティに富んだ「無形の資産=見えない資産」を重要視する声が年々高まっています。

中小企業庁では、この見えない資産を「知的資産」と位置づけ、これからの企業経営の中心となる考えとして推進しています。

「知的資産」は

  • 個人のイノベーション能力、経験、想像力、学習能力など退職時に失われる「人的資産」
  • 組織の柔軟性、データベース、文化、システムなど企業に根付く「構造資産」
  • イメージ、顧客ロイヤリティ、顧客満足度、供給業者との関係、金融機関への交渉力など対外的関係に基づく「関係資産」

の3つに大別され、見えない資産を活用することで事業の発展、経済の活性化につなげていくという考えです。

現代社会の大きな流れになっているデジタル化は、新しいテクノロジーや今まで想像もつかなかったような未来への発展ばかりに注目されがちです。しかし情報技術が未熟な時代から脈々と培われてきた技術やノウハウ、そしてそれらを記した大量の古い書類は、もはや過去のものと切り捨てるにはあまりにも惜しい、まさしく「見えない資産」であり、何でも実現できそうな現代の技術でも生み出せないものが含まれている可能性があります。そう考えると、過去の情報であっても、それらは企業や組織の立派な経営資源のひとつとして重要視すべきものといえるでしょう。

つもりに積もった社内の書類や膨大な古い書物は「いつ役に立つのか分からないのに、費用までかけて電子化する必要はあるのだろうか」と考えてしまい、つい過去の遺物として処分してしまう方が簡単だと思われがちです。しかし本来は「それらが本当に必要になったときに、この世の中に残っているかどうか」が重要なのです。

蓄積される大量の古い書類イメージ

インターネットありきの世界が数十年前には予測がつかなかったように、今後もどんどんと新しい「革命」が繰り返し、新たな潮流が生み出されていきます。そんな今の時代に私たちができることは、このデジタル革命において「電子化で過去の紙の書類が残せるようになった」という現代の技術で未来にリレーしていくことです。加えて電子化することにより、その時点で(性質の)劣化も止まります。そしてインターネットを活用し、どこからでもアクセスできるという付加価値も生まれます。

デジタル化のインフラがそろう現代、知的資産を守ることの重要性にいち早く気づいた企業や組織が率先して電子化に取り組む動きが加速すれば、その価値や需要も飛躍的に高まることが予想されます。電子化による効果は、単に書類を処分・整理するということだけにとどまりません。過去・現在・未来における時間軸で「見えない資産を守って未来へつなぐ」ためのツールとして、大いに期待されている存在なのです。

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